Google AI Proを使い始めてから、約15か月が経ちました。
僕は現在、放送大学の現役学生です。学生向けにGoogle AI Proを15か月無料で利用できるキャンペーンがあり、それを利用していました。
通常なら月額3,000円前後のプランです。
3,000円 × 15か月 = 約45,000円。
約4万5,000円分を無料で使わせてもらったことになります。

そして無料期間が終わるタイミングで、僕はGoogle AI Proをそのまま継続するのではなく、Google AI Plus(400GB・月額725円)へ変更しました。
今回は「GoogleのAIがダメだったからやめた」という話ではありません。むしろ逆です。15か月という長い期間、実際の仕事や日常生活の中でかなり使ったからこそ、自分にはGoogle AI Proほどのプランは必要ないと判断できました。
5TBのストレージは僕には必要なかった
まず大きかったのがストレージです。僕が使っていたGoogle AI Proでは5TBのストレージが利用できました。
数字だけ見ると非常に豪華です。ただ、実際に使ってみると僕には5TBも必要ありませんでした。
今回変更したGoogle AI Plusは400GBです。これでも、おそらく僕の場合は余ります。
サブスクリプションでは「容量が多い」「機能が多い」と上位プランがお得に見えます。でも、使わない5TBは僕にとって価値のある5TBではありません。
15か月使ったことで、自分が実際に必要としている容量も見えてきました。
Geminiは僕のメインAIにはならなかった
AIについても同じです。僕はGeminiもそれなりに使いました。
ただ、いわゆるテキスト生成を中心としたチャット型AIとして考えると、Geminiには僕の用途では少し弱いと感じる部分があります。
これは単純に「Geminiの性能が低い」という話ではありません。AIは用途によって評価が大きく変わります。
僕の場合、単発で質問して回答してもらうだけではなく、仕事や日常生活の流れそのものにAIを組み込んで使います。その使い方では、現在のところChatGPTのほうが使いやすいと感じています。
特に便利なのが、スケジュールを組んでAIを動かせる機能です。
必要な時間や条件に合わせてAIを動かす。毎回こちらからAIを呼び出して仕事を依頼するのではなく、日常の運用の中にAIそのものを組み込める。僕にとっては、この違いがかなり大きいです。
GoogleのAIを使わなくなったわけではない
もちろん、GoogleのAIをまったく使っていないわけではありません。
Antigravityは部分的にはかなり有能です。ただし、現在の僕の使い方はかなり偏っています。
ほぼ画像生成担当です。
場合によっては、24時間ずっと画像を作らせているような使い方をしています。
以前はNotebookLMもよく使っていましたが、現在は出番がかなり減りました。Geminiも必要に応じて使いますが、毎日の仕事の中心にいるAIではありません。
つまり僕の場合、Google AIは必要。でもGoogle AI Proほどはいらない。
15か月使った結果、ここに着地しました。
それでもGoogleのエコシステムはかなり優秀
ここまで読むと、僕がGoogleのAIをあまり評価していないように見えるかもしれません。でも、そういうことではありません。
むしろ、Googleのエコシステムそのものは非常に優秀だと思っています。
Google AI PlusならAIを利用しながら、400GBのストレージも使えます。スマートフォンで撮影した写真や動画、各種ファイルのバックアップまで含めて考えると、Googleのサービスの中でかなりのことが完結します。
僕個人としては、AIそのものを仕事や日常の中で「運用する」という部分ではChatGPTが強いと感じています。
一方で、スマートフォン → クラウド → バックアップ → AIまでをワンストップでつなぐエコシステムという意味では、Googleに軍配が上がると思っています。
AI単体の性能だけを比較していると見えにくい、Googleならではの強さです。
AIに一つだけ課金するならGoogle AI Plusを勧める
ちなみに僕は現在、Claude Code、ChatGPT、Googleのそれぞれに課金しています。それぞれ得意なことが違うので、用途によって使い分けています。
だから僕自身の使い方だけを見るなら、「一番おすすめのAIはどれ?」という質問には簡単には答えられません。
でも、「今はAIに何も課金していない。一つだけ有料にするならどれ?」と聞かれたら、Google AI Plusを勧めると思います。
理由は単純です。月額725円でAIに課金できる。


そのうえでチャット型AIもしっかり利用できて、400GBのストレージも付いてくる。
AIだけに725円を払うと考えるのではなく、スマートフォンのバックアップやGoogleの各種サービスとの連携まで含めて考えると、かなり価値があります。
特に、生成AIを仕事で一日中使い倒すような人ではなく、「AIをちょっと本格的に使ってみたい」「スマホのバックアップも欲しい」「いろいろ契約するのは面倒だから、一つで済ませたい」という人には、かなり相性がいいプランだと思います。
「一番賢いAI」と「一番便利なAI」は違う
生成AIを比較すると、どうしてもモデルそのものの性能に目が向きます。文章生成ならどれが強いのか。プログラミングならどれが強いのか。推論能力ならどれが上なのか。
もちろん、それも大切です。でも実際に毎日使っていると、AI単体の性能だけでは決まらないことが分かってきます。
スマートフォンとつながる。写真をバックアップできる。クラウドストレージが使える。普段使っているサービスと自然につながる。
そうした周辺環境まで含めて考えれば、Googleはやはり強い。
僕自身はClaude Code、ChatGPT、Googleと複数のサービスに課金したうえで使い分けていますが、だからこそGoogle AI Plusの725円という価格は、かなり面白いポジションにあると思っています。
ProからPlusへ。これはダウングレードではなく最適化
Google AI Proを約15か月使って、自分に必要なものが分かりました。
- 5TBのストレージは必要ない
- GeminiをメインのチャットAIにはしていない
- NotebookLMの出番も以前ほど多くない
- Antigravityは主に画像生成で活躍している
- それでもGoogleのエコシステムは手放したくない
- 400GBあればストレージは十分
- Google AI Plusなら月額725円で利用できる
だったらProを継続する理由はありません。だからPlusにしました。
無料期間中は上位プランを遠慮なく使い倒す。実際に長期間使って、自分に必要な機能を見極める。そして無料期間が終わったら、現在の用途に合わせて契約を見直す。
月額約3,000円として計算すれば、15か月で約4万5,000円。学生であることで、これだけの環境を無料で長期間試すことができました。
学割は、やっぱりおいしいです。
そして、その15か月があったからこそ、「自分にはGoogle AI Plusで十分」と迷わず判断できました。
Google AI ProからGoogle AI Plusへ。
これは僕にとって「安いプランで我慢するためのダウングレード」ではありません。
15か月間しっかり使い倒した結果、自分に必要なところだけを残した最適化です。


