以前、ブログを書くのが面倒なので、ちょっとした仕組みを作ったことがあります。
思いついたことをTelegramに雑に投げる。
すると、その雑文がGemini APIに渡されて、それっぽい文章になり、Googleドキュメントとして保存されます。
そのGoogleドキュメントをn8nが定期的にポーリングして、新しい記事を見つけたらWordPressへ投稿する。
ざっくり書くと、
Telegram → Gemini API → Googleドキュメント → n8n → WordPress
という仕組みです。
我ながら便利なものを作ったと思います。
実際、ちゃんと動きます。
ただ、問題がありました。
Telegramに雑文を入れるのが面倒になりました。
便利にするために自動化したのに、その自動化システムへ情報を入れる作業が面倒になる。
なかなか人間らしい話です。
Telegramを開く時点で、もう仕事だった
Telegramに文章を送る。
たったそれだけです。
別に大した作業ではありません。
でも、ブログの記事にするためにTelegramを開く時点で、
「今からブログの材料を入れます」
という作業になってしまいます。
仕事をしていて何かに気づく。
「あ、これ記事にしたら面白いな」
と思う。
でも、
「あとでTelegramに入れよう」
となる。
そして、やらない。
たぶん僕は、これまで相当な数の記事をここで葬っています。
ところがChatGPTで世間話をしていた
今回も、最初から記事を書くつもりだったわけではありません。
ChatGPTと普通に世間話をしながら、WordPressを操作できるWPVibeを試していました。
重複している記事を探して下書きにしたり、不要な画像を削除したり、記事末尾に間違って入っていたCTAをまとめて消したり。
その流れで、
「これ、世間話から記事作って、そのまま投稿できるんじゃない?」
という話になりました。
考えてみれば、すでに必要な情報は全部ここにあります。
何を試したのか。
なぜ試したのか。
以前はどうしていたのか。
どこが面倒だったのか。
実際に使ってどう感じたのか。
全部、ChatGPTとの世間話の中で僕がしゃべっています。
つまり、記事を書こうと思った時点で、取材が終わっていました。
「これ記事にして」で、本当に記事になった
そこで、
「これ記事にして」
と頼んでみました。
記事になりました。
タイトルも作る。
本文も整える。
スラッグも作る。
抜粋も作る。
さらにWPVibeがWordPressにつながっているので、そのまま投稿までできます。
今回は実際に、このチャットの中で話していた内容から記事を作って、WordPressへ下書きとして投稿するところまで試しました。
ちゃんと入りました。
公開状態を指定すれば、そのまま公開することもできます。
つまり今度は、
世間話 → ChatGPTで記事化 → WPVibe → WordPress
です。
なんということでしょう。
Telegramに雑文を送ることすら面倒くさがっていた人間が、ついに雑文を送る専用工程そのものを廃止しました。
一番大きいのは、一次情報が最初からあること
今回面白いと思ったのは、単にWordPressへの投稿が自動化できたことではありません。
ChatGPTとの会話には、最初から僕自身の経験が入っています。
今日試したこと。
失敗したこと。
昔作ったTelegramの仕組み。
なぜ使わなくなったのか。
今回どこが便利だと思ったのか。
全部、僕自身が経験した一次情報です。
しかも「ブログを書くために一次情報を入力しよう」と思って話しているわけでもありません。
ただ世間話をしているだけです。
そこが強い。
以前の仕組みでは、記事にしたい情報をTelegramへ投入する必要がありました。
今回は、普段の会話そのものが記事の材料置き場になっています。
ブログを書くハードルが、だいぶ変なところまで下がった
僕のサイトは、仕事をしていて考えたことや、実際に試したことを書く雑記的な場所です。
だったら、この方法はかなり相性がいい。
ChatGPTと話していて、
「これ面白いな」
と思ったら、
「これ記事にして。石井サイトに公開して」
これで終わります。
極端な話、一日に何本でも書けます。
いや、書いてないですね。
しゃべっています。
ブログを書くのが面倒だから、
Telegram → Gemini → Googleドキュメント → n8n → WordPress
という仕組みを作った。
そして、その入口であるTelegramへの入力すら面倒になった。
最終的には、
ChatGPTと世間話 →「これ記事」→ WordPress
になりました。
人間、順調に退化しています。
便利になりました。


